借金500万円から完済を目指す40歳の日記

2020年9月6日から借金完済を目標にブログを開設。

ギャンブル必敗法1「追い上げ」

今日も禁ギャンブルを貫いた。

仕事に集中するとギャンブルのことを忘れることができる。一番危ないのは昼休み。以前ならスマホを触り出すと一目散に競艇サイトへアクセス。入金から投票まで2分もかからない。

このブログを書いていると昔のことを思い出すけど、今日の昼休みは競艇の「き」の字も思い浮かばなかった。明日はブログ開設後、初めての給料日。大金が入ったからと気を緩めると一気に破滅への道を突き進む。耐えて耐えて耐え忍ぶ。

せっかくブログを始めたのだから、過去にギャンブルで実践してきた失敗事例(必敗法)を書きたいと思う。

一つ目は「追い上げ」。ギャンブル好きなら誰しもが一度は試したことがあるのではないだろうか。「○○法」と名の付くさまざまな追い上げが世の中には多数存在する。シンプルな考え方では「負けた分を一度の勝ちで取り返す」ただそれだけのこと。的中率が高ければ高いほど成功率は上がるけど、低オッズで勝負するととんでもない金額を費やすことになる。

私は過去に地方競馬でこの追い上げを実践して、最高で単勝に10万円を賭けてドブに捨てたことがある。この時は一番人気の馬で勝負したと思う。当たっても結局数百円しか儲からないのに、次は当たる(だろう)、これまでの負けを取り戻せる(だろう)と感覚が麻痺して10万円もの大金をつぎ込んだ。結局のところ全て「だろう」でしかない。何連敗したから次は当たるなんて保証はどこにもない。外れる時は外れるのだ。

もちろん、その後も続けていれば、いつかは当たっていたとは思う。でもその時には賭け金が100万円を超えてしまい、オッズにも影響を与えただろう。結局負けるしかないのだ。

他には賭け金を固定して、オッズで追い上げしたこともあった。例えば初めは複勝1.1倍で勝負して、当たれば勝ち逃げ。外れれば次は複勝1.5倍で勝負。これを繰り返して複勝では回収できる見込みがないと判断すれば、単勝やワイド、馬連などに移行して当たるまで繰り返す。

この方法で1週間ほど勝ち逃げを続けることができた。ただ、10連敗を超えてくると1日で回収することが難しくなり、結果としてそれまでの儲けが半分ほど吹き飛んでしまった。次の日も連敗地獄から抜け出せず、結局儲けどころか赤字に陥った。ある日は連敗にビビってレースから逃げた途端、買えば当たってたという始末。メンタルの弱さに後悔しかなかったけど、全て結果論。当たる保証なんてどこにもない。

金額固定のオッズ追い上げの場合、賭け金が増える心配はないけれど、複勝の次にワイドで買うか、単勝で買うかで悩む時がある。ワイドの場合は狙った馬の相手に1番人気を指名することが多い。結果、狙った馬が1着で1番人気が4着以下だったりすると、ワイドの場合はバカを見ることになる。狙った馬が3着で1番人気が2着だと、単勝でバカを見る。このすれ違いにストレスが溜まり、結局やめることにした。

この10年、本当に数えきれないほどの自称必勝法を編み出してきた。実際は必敗法だったわけだけど、考え出して試し始めた時はなぜかよく当たる。だからタチが悪い。ビギナーズラックほど怖いものはない。その代表格が「追い上げ」だと思う。

※借金残高(457万3506円)

※競馬成績(投資額400円、払戻金760円、収支+360円、回収率190%)

競艇成績(投資額100円、払戻金160円、収支+60円、回収率160%)